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フローリング上張りDIY完全ガイド!費用・手順・注意点【初心者向け】
- 2025.04.19 (土)
古くなったフローリングをどうにかしたいけど、張り替えは費用もかかるし、工事期間も長い…そんな悩みを抱えているあなたへ。フローリングの上張りDIYなら、費用を抑え、短期間で理想の床を実現できます!本記事では、フローリング上張りのメリット・デメリット、DIYの手順、費用相場、成功の秘訣まで、初心者にも分かりやすく解説します。あなたの理想の床への第一歩を、一緒に踏み出しましょう!
1. フローリング上張りとは?基礎知識を解説
フローリング上張りとは、既存のフローリングの上に新しいフローリング材を重ねて貼り付けるリフォーム方法です。既存の床を剥がすことなく、手軽にフローリングを綺麗にできるのが大きなメリットです。この章では、フローリング上張りの基本的な知識について解説します。
1-1. フローリング上張りのメリット
フローリング上張りには、多くのメリットがあります。まず、費用を抑えられる点が挙げられます。既存の床を剥がす手間と費用がかからないため、張り替えよりもコストを削減できます。次に、工期が短いことです。通常、1〜3日程度で工事が完了するため、短期間でリフォームを済ませたい場合に最適です。さらに、DIYでも比較的容易に施工できる点も魅力です。専門業者に依頼するだけでなく、DIYに挑戦することで、さらに費用を抑えることができます。その他、既存の床を活かせるため、廃材が出にくいという点も環境に優しいと言えるでしょう。
1-2. フローリング上張りのデメリット
一方で、フローリング上張りにはデメリットも存在します。まず、床が高くなることです。新しいフローリング材を重ねるため、どうしても床の高さが増します。これにより、ドアの開閉に支障が出たり、段差が生じたりする可能性があります。次に、既存の床の状態に左右される点です。既存の床が著しく傷んでいる場合や、下地の状態が悪い場合は、上張りに適さないことがあります。さらに、上張りできるフローリング材の種類が限られる場合があることも考慮しておきましょう。
1-3. 張り替えとの違い
フローリングの張り替えと上張りには、いくつかの違いがあります。張り替えは、既存のフローリングを全て剥がし、新しいフローリングに交換する方法です。一方、上張りは既存のフローリングの上に新しいフローリング材を重ねる方法です。張り替えは、床の高さが変わらない、下地の状態を根本的に改善できるといったメリットがありますが、費用が高く、工期が長いというデメリットがあります。一方、上張りは費用と工期を抑えられるメリットがあるものの、床が高くなる、下地の状態に左右されるといったデメリットがあります。どちらの方法を選ぶかは、予算、工期、既存の床の状態などを考慮して決定する必要があります。
2. フローリング上張りの費用相場|DIY vs 業者
フローリングの上張りにかかる費用は、DIYと業者に依頼する場合で大きく異なります。DIYであれば材料費のみで済むため、費用を抑えることができますが、業者に依頼する場合は、人件費や施工費が加わるため、費用は高くなります。この章では、フローリング上張りの費用相場をDIYと業者依頼に分けて解説し、費用を抑えるコツについてもご紹介します。
2-1. DIYにかかる費用
DIYでフローリング上張りを行う場合、かかる費用は主に材料費です。フローリング材の種類、広さ、必要な道具によって費用は変動しますが、一般的には1平方メートルあたり5,000円~10,000円程度が目安となります。例えば、6畳の部屋(約10平方メートル)の場合、材料費だけで50,000円~100,000円程度になります。その他、必要な道具として、ノコギリ、メジャー、カッター、養生テープ、クギや接着剤などが必要になります。これらの道具を既に持っている場合は、追加の費用はかかりませんが、新たに購入する場合は、数千円~数万円の費用がかかる可能性があります。DIYのメリットは、費用を抑えられる点ですが、失敗した場合のやり直しや、材料の無駄が発生する可能性も考慮しておきましょう。
2-2. 業者に依頼した場合の費用
業者にフローリング上張りを依頼する場合、費用は、材料費、施工費、諸経費などを含めて、1平方メートルあたり10,000円~20,000円程度が相場です。6畳の部屋の場合、100,000円~200,000円程度が目安となります。業者によって費用は異なり、使用するフローリング材の種類、施工範囲、下地処理の有無などによっても変動します。また、追加費用として、既存のフローリングの撤去費用や、家具の移動費用などがかかる場合があります。業者に依頼するメリットは、専門的な技術で綺麗に仕上げてもらえること、手間がかからないことですが、DIYよりも費用は高くなります。複数の業者から見積もりを取り、費用とサービス内容を比較検討することが重要です。
2-3. 費用を抑えるコツ
フローリング上張りの費用を抑えるためには、いくつかのコツがあります。まず、DIYに挑戦することです。DIYであれば、材料費のみで済むため、費用を大幅に削減できます。ただし、DIYに自信がない場合は、無理せず業者に依頼しましょう。次に、複数の業者から見積もりを取ることです。複数の業者から見積もりを取ることで、費用やサービス内容を比較検討し、最適な業者を選ぶことができます。また、キャンペーンや割引を利用することも有効です。業者によっては、期間限定のキャンペーンや割引を実施している場合があります。最後に、自分でできることは自分で行うことです。例えば、家具の移動や、養生などは、自分で行うことで費用を抑えることができます。
3. フローリング上張りDIY|手順と必要なもの
3-1. 事前準備(床の清掃、下地処理)
フローリング上張りDIYを始める前に、まずはしっかりと準備を行いましょう。まず、既存の床を掃除します。掃除機や雑巾を使って、ホコリやゴミを綺麗に取り除きましょう。次に、床の凹凸をチェックし、必要に応じて補修を行います。パテなどで凹みを埋めたり、研磨したりして、平らな状態に整えます。この下地処理をしっかりと行うことで、上張り後の仕上がりが格段に良くなります。また、床鳴りがある場合は、釘を打ち直すなどして補修しておきましょう。
3-2. 必要な工具と材料
フローリング上張りDIYに必要な工具と材料を揃えましょう。主な工具としては、メジャー、ノコギリ、カッター、ハンマー、クギ、接着剤、養生テープなどが必要です。フローリング材は、DIYに適した複合フローリングや、扱いやすいクッションフロアなどがおすすめです。これらの材料は、ホームセンターなどで手軽に購入できます。また、床の広さに合わせて、必要なフローリング材の量を計算し、無駄のないように購入しましょう。その他、安全のため、軍手や保護メガネなども用意しておくと良いでしょう。
3-3. フローリングのカットと張り付け
フローリング材をカットし、床に張り付けていく作業です。まず、メジャーを使って床のサイズを測り、フローリング材をノコギリやカッターでカットします。カットする際は、フローリング材の向きや柄を考慮し、綺麗に仕上がるように工夫しましょう。カットしたフローリング材を床に並べ、接着剤や両面テープを使って固定していきます。フローリング材同士の隙間ができないように、丁寧に張り付けていきましょう。壁際や柱の周りなど、細かい部分は、フローリング材を加工して隙間なく埋めていきます。DIY初心者の方は、カットに慣れるまで、余ったフローリング材で練習してみるのも良いでしょう。
3-4. 仕上げ(隙間の処理、ワックスがけ)
フローリング材の張り付けが終わったら、仕上げの作業です。まず、フローリング材と壁の間の隙間を、コーキング材などで埋めていきます。隙間を埋めることで、見た目が綺麗になるだけでなく、ホコリや湿気の侵入を防ぐ効果もあります。次に、フローリング材の表面を綺麗に拭き掃除し、ワックスを塗布します。ワックスを塗ることで、フローリングの保護、艶出し、耐久性の向上などの効果が得られます。ワックスが完全に乾いたら、フローリング上張りDIYは完了です。自分で施工したフローリングを見て、達成感を味わいましょう。
4. フローリング上張りDIYの注意点と失敗例
フローリング上張りDIYは、費用を抑え、手軽にフローリングをリフォームできる魅力的な方法ですが、いくつかの注意点と失敗例を知っておくことで、より安全に、確実に成功に近づくことができます。ここでは、フローリング上張りDIYでよくある注意点と、実際に起こりうる失敗例、そしてその対策について解説します。
4-1. 床の高さに注意
フローリング上張りDIYで最も注意すべき点の一つが、床の高さです。新しいフローリング材を重ねることで、床の高さが数mmから数cm程度高くなります。この高さの変化によって、いくつかの問題が発生する可能性があります。
まず、ドアの開閉に支障が出る可能性があります。床が高くなることで、ドアと床との間に隙間がなくなり、ドアが開かなくなる、または開閉しにくくなることがあります。これを防ぐためには、事前にドアの高さと床の仕上がり高さを確認し、必要に応じてドアの調整や、ドアのカットなどの対策を講じる必要があります。
次に、段差が生じる可能性があります。隣接する部屋や廊下との間に段差が生じると、つまずきやすくなったり、見た目が悪くなったりします。段差を解消するためには、上張りする部屋の床の高さを、他の部屋の床の高さに合わせて調整するなどの工夫が必要です。また、段差をデザインの一部として活かすことも可能です。
4-2. 既存の床の状態を確認
既存の床の状態も、フローリング上張りDIYの成否を左右する重要な要素です。既存の床が著しく傷んでいる場合や、下地の状態が悪い場合は、上張りに適さないことがあります。
具体的には、床が大きくたわんでいたり、ひび割れが酷かったりする場合は、上張りをしてもすぐにフローリングが剥がれてしまう可能性があります。また、床が水漏れなどで腐食している場合も、上張りは避けるべきです。上張りを行う前に、既存の床の状態をしっかりと確認し、必要に応じて補修や下地処理を行う必要があります。
床の確認方法としては、まず床を歩いてみて、きしみや沈み込みがないかを確認します。次に、床の表面を目視で確認し、傷やひび割れの程度をチェックします。必要であれば、床の一部を剥がして、下地の状態を確認することも重要です。
4-3. DIYの失敗例と対策
フローリング上張りDIYでは、様々な失敗が起こりえます。ここでは、よくある失敗例とその対策を紹介します。
- フローリング材のカットミス: フローリング材のカットに失敗し、隙間ができてしまう、またはサイズが合わないという失敗はよくあります。対策としては、カット前に正確な採寸を行い、カットする際はノコギリやカッターを丁寧に扱い、慎重に作業を進めることが重要です。カットミスをしてしまった場合は、パテなどで隙間を埋めるなどの補修を行いましょう。
- 接着剤の塗りすぎ、または塗布不足: 接着剤の塗りすぎは、床材が浮いてしまう原因になります。一方、接着剤の塗布不足は、床材の剥がれにつながります。適切な量の接着剤を均一に塗布することが重要です。接着剤の使用方法をよく確認し、均等に塗布するよう心がけましょう。
- 床鳴りの発生: 上張り後に床鳴りがする場合は、下地の補修不足や、フローリング材の固定が甘いことが原因と考えられます。対策としては、上張り前に下地の補修をしっかりと行い、フローリング材を適切な方法で固定することが重要です。床鳴りが改善しない場合は、専門業者に相談することも検討しましょう。
- 仕上がりの歪み: フローリング材の張り付けがずれてしまい、仕上がりが歪んでしまうことがあります。対策としては、水平器などを使って、フローリング材が水平に並んでいるかを確認しながら作業を進めることが重要です。また、壁や柱との隙間を均等に保つことも、仕上がりの美しさを左右します。
これらの失敗例と対策を参考に、フローリング上張りDIYを成功させましょう。
5. 上張りに適したフローリング材の種類
5-1. 複合フローリング
複合フローリングは、基材の上に化粧材を貼り合わせたフローリング材です。基材には合板やMDFなどが使われ、表面の化粧材には、木目調のシートや天然木突板などが用いられます。複合フローリングは、種類が豊富で、デザイン性の高さが魅力です。また、比較的安価で、DIYでも扱いやすいものが多く、手軽にフローリング上張りに挑戦できます。耐水性や耐久性に優れているものもあり、さまざまな場所に適しています。
5-2. 無垢フローリング
無垢フローリングは、天然木をそのまま使用したフローリング材です。木の質感や風合いを活かした自然な仕上がりが魅力で、高級感があります。調湿効果があり、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるという特徴もあります。ただし、複合フローリングに比べて、価格は高めです。また、伸縮や反りが発生しやすいため、上張りの際には、既存の床の状態をしっかりと確認し、適切な下地処理を行う必要があります。DIYでの施工は、やや難易度が高めです。
5-3. クッションフロア
クッションフロアは、塩化ビニル樹脂でできたシート状の床材です。クッション性があり、足触りが柔らかく、水や汚れに強いという特徴があります。デザインも豊富で、木目調や石目調など、さまざまな種類があります。価格が安く、DIYでも簡単に施工できるため、フローリング上張りの選択肢の一つとして検討できます。ただし、耐久性は他のフローリング材に比べて低く、傷つきやすいというデメリットもあります。
6. 業者に依頼する場合のポイント
6-1. 優良業者の選び方
フローリング上張りを成功させるためには、信頼できる業者選びが重要です。まず、複数の業者から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較検討しましょう。見積もりは、詳細な内訳が記載されているか、追加費用が発生する可能性があるかなどを確認することが大切です。また、業者の実績や評判も重要な判断材料です。施工事例や顧客からの口コミを参考に、業者の技術力や対応の良さを確認しましょう。さらに、業者が加入している保険や保証についても確認しておくと安心です。万が一、施工後に問題が発生した場合でも、適切な対応を期待できます。これらのポイントを踏まえ、信頼できる業者を選びましょう。
6-2. 見積もりで確認すべきこと
業者に見積もりを依頼する際には、いくつかの重要なポイントを確認する必要があります。まず、見積もりの内訳が詳細に記載されているかを確認しましょう。材料費、施工費、諸経費などが明確に区別されていることで、費用が適正かどうかを判断できます。次に、追加費用が発生する可能性があるかどうかを確認しましょう。追加費用が発生する場合は、どのような場合に発生するのか、事前に確認しておくことで、後々のトラブルを避けることができます。また、見積もりの有効期限も確認しておきましょう。有効期限を過ぎると、見積もり内容が変わってしまう可能性があるため、注意が必要です。見積もり内容について不明な点があれば、遠慮なく業者に質問し、納得のいくまで説明を受けましょう。
6-3. 施工事例の確認
業者を選ぶ際には、施工事例を確認することも重要です。施工事例を見ることで、業者の技術力やデザインセンス、施工後の仕上がりなどを確認できます。業者のウェブサイトやカタログで施工事例を確認したり、可能であれば、実際に施工された物件を見学させてもらったりするのも良いでしょう。施工事例を見る際には、自分の理想とするフローリングに近い事例を探し、細部まで確認することが大切です。例えば、フローリング材の種類、色合い、施工方法、仕上がりの美しさなどをチェックしましょう。また、施工事例に対する顧客からの評価や、業者の対応なども参考にすると良いでしょう。施工事例を参考にすることで、安心して業者を選ぶことができます。
まとめ|フローリング上張りで理想の床を実現!
フローリング上張りDIYについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。費用を抑え、短期間で理想の床を実現できるフローリング上張りは、DIY初心者の方にもおすすめです。この記事でご紹介した情報が、あなたの理想の床への第一歩を後押しできれば幸いです。ぜひ、フローリング上張りDIYに挑戦して、快適な空間を手に入れてください。
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